日本規格協会ソリューションズ 審査登録事業部

日本規格協会ソリューションズ審査登録事業部とは

ごあいさつ

日本規格協会グループは、1945年に工業標準化の普及を目的として設立された一般財団法人日本規格協会を中心とするグループであり、JIS・ISO規格作成をはじめ、規格及び関連図書の出版販売、標準化・品質管理、マネジメントシステムに関するセミナー、マネジメントシステム等の認証、審査員評価登録等の種々の事業を実施する、標準化ナショナルセンターです。

日本規格協会ソリューションズ株式会社(JSA-SOL)は、標準化に関するトータルソリューションを提供する事業部門と組織認証部門からなる組織として、公平性・透明性の向上の観点から規格開発部門と分離するために2018年10月に設立され、準備期間を経て、審査登録事業およびサービス認証事業がJSA-SOLに2019年4月1日に移管されました。

審査登録事業は、長年にわたる品質管理の普及活動やマネジメントシステム認証制度の確立に注力した経験を元に、この過程で蓄積された審査技術や審査員育成のノウハウを活かして、信頼性の高い、社会的価値のあるマネジメントシステム認証を提供して参ります。

一方、サービス認証事業は、社会における価値やサービス形態の多様化に伴って、今後期待が高まると予想されるサービスの認証を提供しております。2015年より事業化した翻訳サービス提供者認証などのサービス認証に取り組んでおります。

「信頼性の高い、社会的価値の認証」を提供します

ISO9001をはじめとしたマネジメントシステム認証やサービス認証が価値あるものであるためには、認証機関が提供する審査が組織にとって有益であると同時に、その審査の結果として組織に付与される認証が、利害関係者や社会から信頼できると評価されることが必要です。

JSA-SOL審査登録事業部/サービス認証事業部は、審査の価値を最大限高めるために、規格要求事項の意図を汲むだけでなく、多くの利害関係者の要求をも含めて審査基準とし、多くの客観的証拠を積み重ねた審査に取り組んでいます。これにより、組織の改善成果につながる価値の高い審査であると同時に、客観性のある利害関係者や社会から信頼される認証を提供しています。

また、審査の信頼性が本制度の基盤であるとの認識の下に、その信頼性の維持のため、公平性を重視した審査活動を展開しています。

これまでも、そして、これからも、皆様の信頼にこたえる認証機関です

1994年、日本の認定機関である日本適合性認定協会(JAB)から品質マネジメントシステム認証機関第1号の認定「CM001」を取得した日本規格協会審査登録事業部。日本の審査登録制度の発足時から審査登録活動を行っており、2019年で事業開始25年、四半世紀を迎えました。JSA-SOL審査登録事業部は、このCM001を引き継ぎました。

また、我が国のGDPの7割をサービス産業が占める現状において、サービスの品質を見える化することは利用者と提供者のいずれにとっても有益であることから、JSA-SOLサービス認証事業部を設立しました。

これからも登録組織にとって価値の高い審査と、社会から信頼される認証を提供し続けて参ります。